日英研の英語学習

 さて、英語学習を始める場合にまず何から手を付ければよいのでしょうか。英語の根本は単語・文法であり、それらを身につけて初めて理解力・読解力が伴ってきます。そのため日英研では基礎力の積み上げを大切にし、また応用にも少しづつ取り組んでいくというコア・サテライト戦略を取っています。単語や文法などの知識は日々の勉強で確実に身につけ、そして同時並行で長文読解などの高度な内容にも取り組みます。特に高いレベルの英語力を目指す場合、この2つのバランス調整が非常に重要となります。

最終的に目指す姿

 一口に英語使用者と言っても、そこには様々なレベルがあります。旅行でホテルのチェックインができるレベルから、海外ドラマが理解できるレベル、厚くて重い学術書を読めるレベルまで、多種多様です。また、個人個人によって言語理解の深さも異なります。日英研では最終的な英語学習の到達点を、欧州言語能力習熟度CEFRにおけるC1レベルと位置付けています。C1レベルとは洋書を正確に理解し、洋画を見て心から笑うことができるほどの実力です。このC1レベルまでたどり着くことは容易ではありません。しかし一度到達してしまえば、受験の枠を超えて人生が何倍も豊かになることは間違いありません。

 日英研ではこの目標に到達していただくために、大学受験までにその1つ下のレベルであるB2に到達していただきます。そしてB2到達後は、さらにその先のC1レベルの基盤を築いていくことを目標としています。B2レベルとは難関大学に合格できるほどの実力となります。